珍しい寄棟の蔵 【その3】

やまたつ

2018年03月16日 00:22

前回 紹介した蔵の柱です



見た感じ 桧(ひのき)ですね

右側の『ぼこっ』と出たのは 竹を横に取り付けた時に引っかかる部分(外側)

大量の土が塗られるため丈夫にする工夫だと思います



電動工具のない時代

大変な作業だったと思います



横からの梁も丈夫に彫り込んで組まれています

固定する栓は樫の木でした


柱にのっこた釘



左 丸頭の釘  新しい釘
右 角ばった釘 古い釘です


全体的に

掘った穴 切り欠いた部分 を見ても

切れ味の良い刃物「道具」で刻んでいることが伺えます

先人に見習い

良い仕事を残していきたいと思います。


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