珍しい寄棟の蔵 【その3】
前回 紹介した蔵の柱です
見た感じ 桧(ひのき)ですね
右側の『ぼこっ』と出たのは 竹を横に取り付けた時に引っかかる部分(外側)
大量の土が塗られるため丈夫にする工夫だと思います
電動工具のない時代
大変な作業だったと思います
横からの梁も丈夫に彫り込んで組まれています
固定する栓は樫の木でした
柱にのっこた釘
左 丸頭の釘 新しい釘
右 角ばった釘 古い釘です
全体的に
掘った穴 切り欠いた部分 を見ても
切れ味の良い刃物「道具」で刻んでいることが伺えます
先人に見習い
良い仕事を残していきたいと思います。
関連記事